ニュース

お手軽、洗い場シンクのデザインコンクリート!

スタッフブログ / 2017.09.08

今日はお手軽

シンク回りのデザインコンクリート作成をお伝えします

実は弊社では5ガロン容器の洗い物が多く

浅いシンクでは、容器を洗う前に自分が濡れてしまう始末

という訳で

市販の樹脂製貯め水槽を用意しました

しかしながらそのままの青では、現場ぽいですしね。

岩っぽくデザインコンクリートで囲もうかと!

ボリューム感と軽量化を図るため土台にラスカットで組

EPSを接着剤で固定。

水槽は上部裏に補強羽根が有るので

その羽根を利用して倒れないようラスカットに食い込みが入れてあり

持ち上げれば簡単に外す事が出来ます。

汚れがひどくなった時や

底などを加工する際に、取り換え、取り外しが可能です。

EPSを上の写真の様なホットナイフなどで大まかに岩風に削り取ります。

この後、造形セメントのカンテラを塗り付けますが

その前にカンテラの付きをよくするために、ラピットセットを塗り付けます。

他の方法として、セナジー用のベースコートを塗っても大丈夫です。

ラビットセットは乾燥が早く次の工程を早く進める事が出来る材料です。

コテを使うより

ゴム手袋の上に軍手をはめて手で塗り付けた方が

隙間を埋めやすいようです。

ラピットセットが乾いてから

カンテラを厚く塗り付けます。

程よく乾いたところ(造形しやすい硬さ)で

角コテなどの造形ツールを使いながら

目地、岩目などを造形していきます。

下の写真の様なハンドスタンプなどを使用して

岩肌を表現していきます。

スタンプの際は互いに接着しないように

リリサー(接着防止液)をスタンプ、カンテラの両方にスプレーして

造形にリアル感をだします。

造形が乾燥後

下の写真の様な塗料で着色します。

左から5本がコンクリートアース(水性)、

中6本が小5本、大1本がスミス塗料(水性)

右の1缶が溶剤シーラーLowGlossです。

水で薄め全体のメインの色目をコンクリートアースなどで着色していきます。

岩の表情を単純にならないように、いくつかの色を組み合わせます。

ポイントの色とハイライト、シャドウを考え着色します。

実物の凹凸以上に立体感が出てきます。

水でスプレーしながら着色し、ところどころ

拭き取りも交えてリアル感を付けていきます。

上記の写真はステイン系塗料のコンクリートアースです

この塗料は素材に優れた浸透性を発揮し

岩の自然な色合いを出すには最適です。

またオールマイティーのスミス塗料でポイントの部分を着色すると

リアル感が増します。

着色乾燥後、溶剤シーラーで表面を保護します。

今回は光沢抑えめのシーラーを使用しましたが、

他に、光沢タイプ、つや消しタイプ、

水性の各タイプのシーラーなど

使用目的や好みでで選ぶことができます。

ほぼ完成した状態です。

周りの造形岩壁とも違和感が薄れました。

ご案内はuozuでした。

はじめての方へ お問い合わせ