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葉は なぜ緑色?

スタッフブログ / 2025.05.07

【色々コラム】

ゴールデンウィークは いかがお過ごしでしたか?

各地にお出かけや 近辺の散策 ゆっくり趣味に と

各自各様で 楽しまれたと思います

この時期は 野山は 若葉の翠が 眩しく感じられます

普段何気ない風景ですが

この美しい樹木の色は 何処から来るのか?

どうして 葉は春に新緑から 

徐々に濃い緑に変化し 

秋には紅葉するのか?

今回は 少し その葉の色について 触れてみたいと思います

次のような考察で 草木の種類にもよりますが 

葉の色が 季節の変化に伴い 樹木などの生態における営みの変化と共に

色にも影響を与えます

【葉の色の変化のメカニズム】

1. 春(新緑・若草色)
– 若い葉はまだクロロフィル(葉緑素)が少ないため 光の反射が柔らかく 黄緑や若草色に見えます
– また、カロテノイド(黄色系の色素)が目立ちやすいため やや明るい色になる

2. 夏(濃い緑)
– 光合成が活発になると クロロフィルが大量に作られ 葉は濃い緑色になります
– クロロフィルは主に赤と青の光を吸収し 緑を反射するため 緑に見えます


3. 秋(紅葉:赤・黄・橙など)
– 気温が下がり、日照時間が短くなると クロロフィルの生成が止まり分解される
– 葉に元々含まれていたカロテノイド(黄色・橙)が現れる
– 同時に、アントシアニン(赤〜紫)という色素が一部の植物で生成され 赤く見えるようになる

【光と視覚の関係】
葉の色変化は色素の構成比の変化に加えて 以下の光との関係も重要です

| 要因 | 影響 |
|光の吸収と反射| 色素が吸収する波長と反射する波長により「見える色」が決まる 
| 太陽光の角度(季節変化)| 秋は斜光になり 光が柔らかく色味を強調する 

視覚の観点から
人間の目は 色の変化を相対的に 環境の色の違いとして知覚します

紅葉時は周囲も変わるため より赤や黄色が際立って見えるという「色の対比」も効果的に働いています

今回は 自然の営みから変化する 四季の変化を色濃く反映する

葉の色の変化についてでした

カントリーベースでは これからの新シーズンに向けて

美しい葉の色の変化のように 素敵で新鮮な 

皆様のお役立ちにかなう魅力的な建材をご提供していきます

ご案内は UOZUでした

 

 

 

 

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