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アメリカ研修記 ~岡田~ Vol.3
スタッフブログ / 2026.02.09
カントリーベースの岡田です。
今回のアメリカ研修でのブログは最後です!

今回、特に強く印象に残ったのは「人とのつながり」でした。
もちろん、新しい技術や製品、展示会での発見も数多くありました。
けれど、振り返ってみると、記憶に深く刻まれているのは、
場所でも物でもなく、「誰と出会い、誰と時間を過ごしたか」だったように思います。

海外研修というと、どうしても“学び”や“視察”という側面が注目されがちです。
どんな材料を見たのか、どんな施工技術があったのか、
どんな市場が広がっているのか。
それらは確かに重要ですし、仕事としても必要不可欠な情報です。
しかし今回の旅を通して感じたのは、それらの知識や技術を運んでくるのは、
結局「人」なのだという、当たり前だけれど忘れがちな事実でした。

展示会場に入った瞬間、まず感じたのは圧倒的なスケール感でした。
世界中から人が集まり、さまざまな言葉が飛び交い、
無数のブースが並ぶ空間。その中で一つひとつの出会いが生まれていきます。

名刺交換をする、少し会話をする、製品の説明を聞く。
ほんの短い時間でも、その中には確かに人と人との関係の芽が生まれていました。
中には、久しぶりに再会する方もいました。以前に会ったことがある方と
再び顔を合わせた瞬間、「ああ、またここで会えた」と感じる安心感があります。
言葉が完璧に通じるわけではなくても、笑顔や仕草で通じるものがある。
お互いの近況を話し、前回からの変化を共有する。
そうした時間の積み重ねが、
少しずつ信頼になっていくのだと実感しました。

また、今回初めて出会う方との時間も印象的でした。
ブースの前で偶然立ち止まり、興味を持った製品について話を聞く。
そこから自然と会話が広がり、互いの仕事や考え方を知っていく。
その流れの中で、単なる「見学者」と「説明する人」ではなく、
「同じ業界にいる仲間」としての距離感が生まれていきます。
こうした出会いは、決して一度で完結するものではありません。
むしろ、最初の出会いはほんの入口にすぎません。
そこから関係が続くかどうかは、その後のやり取りや、
再び会う機会の積み重ねによって少しずつ形づくられていきます。
だからこそ、今回のように直接顔を合わせて会話をする時間には、
とても大きな意味があると感じました。

そして、今回特に印象に残っているのは、展示会場の外で過ごした時間です。
食事を共にしたり、飲みながら話をしたり。
そうした時間の中では、仕事の話だけでなく、
それぞれの人生や価値観、日常の出来事についても
自然と話が広がります。そうして相手の人柄を知ることで、
関係は一気に深まっていくのだと思います。
同じテーブルを囲んで食事をしていると、言葉の壁を越えて距離が
縮まっていくのを感じます。料理を分け合い、乾杯をし、
笑い合う。その時間の中で、「仕事相手」ではなく
「人」として向き合える瞬間が増えていきます。
すると、会話の中に出てくる一言一言が、どこか温かく感じられるようになります。

日本から一緒に来た仲間との時間も、今回の大きな財産の一つでした。
移動の合間に話をしたり、展示を見ながら意見を交わしたり、
夜に振り返りをしたり。同じ経験を共有することで、
普段の業務だけでは見えない一面を知ることができます。
「この人はこういう視点で物事を見ているんだ」
「こんなことを考えていたんだ」と、新しい発見がたくさんありました。

海外という非日常の環境だからこそ、普段よりも素直に話ができたり、
距離が縮まりやすかったりするのかもしれません。
同じ時間を過ごし、同じ景色を見て、同じ空気を感じる。
その積み重ねが、チームとしての一体感を自然と強くしていくのだと思います。
また、展示会場での短いやり取りの中にも、
人の温かさを感じる瞬間が何度もありました。
興味を持って質問すると、丁寧に説明してくれる。
こちらの話にも耳を傾けてくれる。
そうした姿勢から、「この人は本気で自分の仕事に向き合っているんだな」と
いうことが伝わってきます。その想いがあるからこそ、
こちらも真剣に話を聞こうと思えるのだと思います。

技術や商品は確かに重要です。しかし、それをどう伝えるか、
どう広げていくかは、結局は人の力にかかっています。
誰がどんな想いでつくっているのか、
どんな考えで提案しているのか。その背景を知ることで、
単なる「製品」だったものが、「価値」に変わっていくように感じました。

今回の研修で出会った人たちの表情を思い返すと、
どの方も本当に生き生きとしていました。自分の仕事に誇りを持ち、
楽しそうに語る姿には、強いエネルギーがあります。
そのエネルギーは、言葉以上に伝わってくるものがありました。
そして、その姿を見ていると、自分自身ももっと頑張ろうという気持ちが自然と湧いてきます。

「人と人とのつながり」は、目に見える形では残りにくいものかもしれません。
ですが、確実に心の中に積み重なっていきます。
そしてその積み重ねが、次の挑戦への勇気や、新しいアイデアの
きっかけになっていくのだと思います。
帰国してからも、今回出会った人たちの顔がふと浮かぶことがあります。
その記憶があるからこそ、また次に会う日を楽しみに思えるし、
その日までに自分も成長していたいと感じます。
今回のアメリカ研修は、技術や情報以上に、「人との出会い」が一番の収穫でした。
遠く離れた場所でも、同じ志を持つ人がいて、同じように未来を考えている。
そのことを実感できたのは、とても大きな意味があったと思います。

そして改めて感じたのは、仕事というのは結局「人」で
できているということです。どれだけ時代が進んでも、
どれだけ便利なツールが増えても、最後に信頼を生むのは
人と人との関係です。顔を合わせ、言葉を交わし、
時間を共有する。その積み重ねが、未来の可能性を広げていくのだと思います。
今回つながったご縁を大切にしながら、
これからも一つひとつの出会いを大事にしていきたい。そう強く感じた研修でした!







